LINE公式アカウントとLステップを連携すると、友だち登録と同時に自動的にシナリオを開始することができます。これはマーケティングや教育の導線として非常に重要で、初回体験を設計する上で欠かせない設定です。
この記事では、登録直後にシナリオをスタートさせる方法を、初心者向けにステップバイステップで解説します。
1. なぜ自動スタートが重要なのか?
LINEでの登録直後は、ユーザーの関心が最も高いタイミングです。この瞬間にシナリオを自動でスタートすることで、次のような効果が期待できます:
- 離脱を防げる(放置される前に配信開始)
- 意図した順番で情報を届けられる
- タグを活用したセグメント設計が可能になる
2. 必要な事前準備
✅ LINE公式アカウントとLステップの連携
すでに連携していない場合は、Lステップ側の設定画面から「LINEログインチャネル」を連携させておきましょう。
✅ ステップシナリオの作成
登録直後に配信したい内容を事前にシナリオとして作成しておきます(例:挨拶メッセージ、導入説明、特典配布など)
3. 登録時にシナリオを開始する設定方法
ステップ①:テンプレートの作成
Lステップ > メッセージ > テンプレートに「友達追加時挨拶」と名前をつけて作成する。
- テンプレート内には、友達追加時に送信したいメッセージを書く
ステップ②:シナリオの作成およびテンプレートの紐付け
Lステップ > シナリオ配信に「友達追加時挨拶シナリオ」と名前をつけて作成する。
- 「時刻で指定」と「経過時間で指定」があるので、任意の方を選択
- 開始直後に「友達追加時挨拶」のテンプレートを設定
ステップ③:友達追加時アクションにシナリオの紐付け
Lステップ > 友だち追加時設定で「友達追加時挨拶シナリオ」を設定する。
これで、友達登録すると、シナリオが自動で開始されます。
4. 自動開始のトラブル対処法
問題 | 原因と対策 |
---|---|
シナリオが開始されない | シナリオの発火条件が間違っているかもしれないので見直す |
シナリオが途中で止まる | タグ分岐や配信条件を見直す |
フォームURLを間違って設置 | テスト環境で必ず動作確認を行うこと |
まとめ
ユーザーがLINEに登録した直後の「最初の数分」は、最も関心が高い時間帯です。この瞬間に適切なメッセージを届けられるかどうかが、今後のエンゲージメントを大きく左右します。
シナリオの自動開始設定を正しく行い、初回体験をスムーズかつ魅力的に設計しましょう。
コメント